館林キリスト教会

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礼拝のメッセージ 2000年8月

「不思議な書物=聖書」  テモテ第二の手紙3:14〜16 伊藤牧師 

2000年8月6日
 人類の歴史に最大の影響を与えた書物は、間違いなく「聖書」と言えるでしょう。
 リンカーンは、「人間にとって望ましいものは、すべて聖書の中に含まれている」と言いました。また、ガンジーは「私の生涯に最も影響を与えた書物は、新約聖書である」と言っています。
 読まれた時代の長さ、読んだ人の数、翻訳された言語の数、出版された冊数、歴史に与えた影響の大きさ、どれを見ても聖書を越える書物はありません。
 多くの本が一時的な人気で消えていく中、聖書は依然として今もベストセラーです。
 聖書がこれほどまでに読まれている理由は、一言で言えば、聖書が人間の根本的な問題に対する解答をもつ神の言だからです。聖書は単に過去の出来事や昔の人の言葉を記録している歴史の本ではなく、今も生きている人に語りかけ、その人の問題を解決する力を持つ書物なのです。
 今朝は、この不思議な書物である「聖書」についてお話します。(伊藤)

「不変のキリスト」  ヘブル人への手紙13:8 伊藤牧師 

2000年8月13日
 私たちは現在、変化の激しい時代に生きています。
 少し前にはベルリンの壁が崩れ、ソビエト連邦が解体し、バブル経済の崩壊を目の当たりにしました。医療機器や工業技術等は、驚くべき進歩を遂げてきています。人の心を慰めるふるさとの山や川の風景も変わりつつあります。
 一方、時代が変わり、人が変わり、社会が変わり、文明が変化しようと、人の心の弱さや汚れ、罪は何も変わりません。
 しかし、時を越えて変わらない聖書のことばとキリストの愛は、常に人々に慰めを与え続けてきています。
 罪から私たちを救い、永遠の命を与える為に十字架上で死んでくださったキリストの愛は今も変わらないのです。
 このように神様は、変わることのない十字架の福音に生かされる恵みを私たちに備えてくださっているのです。
 今朝は、「イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変わることがない」というみことばを通し、キリストの愛と真実をお話します。(伊藤)

「誘惑」 創世記3:1〜7 久保田邦光 

2000年8月20日
 今朝は、教会役員の久保田邦光さんが説教のご奉仕にあたります。
 私は、今から三五年前頃に館林教会に来ました。何もわからない私を丁寧に導き、祈りを教えてくれたのは久保田さんです。よく手紙をくれ、仕事で東京に来ていたこともあって、都合をつけては会社や家に寄ってくれました。
 小林牧師は、ダビデたちが国境近くの遊牧民の周囲をパトロールし、外敵から人々を守っていたことにちなんで、久保田さんの行動を「牧会パトロール」と呼んだのを覚えています。
 また、よく路傍伝道に誘われました。やや恥ずかしかったこともありましたが、今になって良い思い出であり、大きな助けになっています。
 今朝、久保田さんは「誘惑」というテーマで話されます。悪魔は「試みる者、誘う者」と言われます。私たちを誘惑してイエス様から引き離そうとするからです。これに対抗する秘訣は何でしょうか。どんな方法があるのでしょうか。今日のメッセージを通して、神様が私たちに教えてくださるでしょう。(伊藤)

「金持ちとラザロ」 ルカ福音書16:19〜22 市川副牧師 

2000年8月27日
 人の一生は様々です。家庭も健康も学歴も仕事も、人生の進展も、幸福の連続のような人がいます。またある人は初めから苦労続きの人もいます。イエスさまがお話しくださった二人は対照的でした。
 このお話に出てくる「金持ち」は贅沢を尽くした服装に象徴されるように、豪華な生活ぶりで、その上、遊び暮らしていました。
 「ラザロ」と言う人は、この金持ちの家の門で、残飯を食べて命をつないでいました。彼は全身できものにおおわれていました。
 この二人がほとんど同時期にこの地上の生活を終えました。
 イエスさまは、さらに彼らのその後についてお話になりました。
 多くの人は死について語ることを避けます。まして、死後については漠然とした思いを抱いているのではないでしょうか。
 イエスさまはこの厳粛な事柄についてどのようにお話しくださったのでしょう。(市川)