館林キリスト教会

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礼拝のメッセージ 2005年7月

「我は聖霊を信ず」 使徒行伝2:37〜41 伊藤 牧師 

2005年7月3日
 使徒信条の第一のテーマは、天地の創造者であり、全能者である父なる神様についての告白でした。
 第二のテーマは、歴史の中に歩まれた神の御子イエス・キリストについての告白でした。
 使徒信条はイエス・キリストについて中心的に告白しています。今までは、神の御子イエス・キリストが私たちのため
に何をしてくださったか、また今何をしておられるか、さらに何をなそうとしておられるかを学びました。
 さて、第三のテーマは、「我は聖霊を信ず」という、聖霊なる神様についての告白です。
 聖霊はまた「助け主」とも呼ばれています。「助け主」と訳されているパラクレートスのパラは「そばに」、クレートスは「呼ぶ者」という意味です。このことから聖霊は、助け主、慰め主、相談相手、弁護士などと呼ばれるのです。そしてこれらの訳語は、いずれも聖霊の働きを指しているのです。
 今朝は、この聖霊についての使徒信条の告白を学びたいと思います。(伊藤)

「万事を益に変えられる神」 ローマ人への手紙8:28 伊藤 牧師 

2005年7月10日
 今朝は、ご案内してきましたように、プロゴルファー中嶋常幸氏の弟さんの中島篤志氏がお話して下さいます。
 中島篤志さんが館林教会に初めて来たのは、二〇〇三年三月四日でした。その前日にテレビ番組のハーベストタイムで、中島さんがゲストとして出演されておりました。その翌日だったものですから、ある人は「あれ、昨日のテレビで見た人がどうしてここにいるの?」という感じでした。それから機会ある毎に一緒に礼拝をささげています。
 中島さんは、いつも自分に「中島篤志君、あなたはとっても素敵だよ」と声をかけてあげるそうです。そうすると自分が嬉しくなるからです。自分ばかりではなく、社員にも「今日のあなたは素敵だよ」と言うそうです。はじめは「社長、何ですか、気持ちが悪い」と言われたそうですが、最近は「ありがとう。社長もね」と言ってくれるそうです。
 こんな明るい中島さんも、はじめからそうだったのでしょうか。
 今朝は、中島さんを変えた神様の愛についてお話して下さいます。 (伊藤)

「ネブカデネザル王の夢」 マタイによる福音書、9:9 市川副牧師 

2005年7月17日
  ザアカイが救われるために用いられた二人の証し人のお話をしましょう。
 一人は、ザアカイと同業の取税人マタイです。マタイは、主のお供をしてどこに行っても、そこの取税人仲間にイエス様を紹介したでしょう。
 もう一人は、エリコの盲人の乞食バルテマイ。バルテマイがイエス様に救われて目が見えるようになったのは、エリコ中の評判で、知らない人はいないほどでした。
 彼らによってザアカイの心が刺激され、耕され、ルカによる福音書にあるように「イエスがどんな人か見たいと思っていた」のです。そして「イエスを見るために、いちじく桑の木に登った」のです。
 イエス様に声をかけられたとき「急いでおりて、よろこんでイエスを迎え入れた」のでしょう。ザアカイの耕された心の様子がよく現れています。
 一人の人が救われるために、神様は前から準備をしていてくださいました。そして二人の証し人を備えてくださいました。
これがイエス様がおっしゃった「迷子を捜し出す」ということなのです。 (市川)

「新しい命、新しい歩み」 コリント人への第二の手紙5:14〜17 伊藤 牧師 

2005年7月24日
 今日の洗礼式において、四人の姉妹が受洗するに至ったのは本当に感謝です。また大勢の方々が、祈り、導いて下さった事に心から感謝します。
 洗礼とは、イエス・キリストを信じた者がキリストのからだである教会に加わるために、キリストに対する信仰を目に見える形で表明する儀式です。 
 洗礼の方法については、この言葉が「浸す」(バプティゾー)という意味があるように、全身を水に浸す方法で行われます。
しかし、それは原則であって、受洗する人の健康上の理由等で、父と子と聖霊の名によって頭に水を注ぐ「滴礼」という方法で行われる事もあります。 
 こうして、洗礼という儀式を通して、クリスチャンになったことを人々の前に公に表明するのです。ですから、洗礼は、新生の恵みの象徴といえます。
 そして新生したクリスチャンには、神様のみ業によって、「新しい動機」「新しい理解」「新しい使命」が与えられるのです。
 今朝はこの事をお話します。(伊藤)

「これからどうなるのか?」 マタイによる福音書24:3〜14 久保田邦光 

2005年7月31日
 今朝は、教会役員の久保田邦光兄が礼拝説教のご奉仕に当って下さいます、
以下は久保田兄の導入の文章です。
 「これからどうなるのか?」という一種不安をかきたてるようなテーマを掲げましたが、二〇〇一年九月十一日のニューヨーク同時多発テロをきっかけに急速に世界中が危機感と不安に包まれ、それに自然災害や環境汚染が広がり、世界は危機的状況を見せています。
 日本国内を見ても先行きは決して明るいと言えません。それゆえ「これからどうなるのか?」と考えてしまいます。
 この問いに対して比較的多くの人が答えを捜し求めています。世界が良くなるより悪い方に、明るさより暗い方に向かっていると思いたくありませんが現状は知っての通りです。それを打開する道も方法も閉ざされ見出せないで終末を迎えている今こそ、聖書の中に確かな答えを捜すのが賢明であり重要であると思うのです。
 キリストの福音こそが全ての疑問と矛盾を解く鍵であるのです。
 今が恵みのときです。(久保田邦光)