館林キリスト教会

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礼拝のメッセージ 2004年9月

「天地の造り主を信ず」 創世記1:1〜5 伊藤 牧師 

2004年9月5日
  クリスチャンの信仰生活を支える三つの柱があるとすれば、一つは使徒信条であり、二つは十戒であり、三つは主の祈りと言えます
 そして使徒信条は、旧新約聖書の真髄を簡潔にまとめて、信仰生活の基準としたものです。
 今日多くの教派があり、それぞれの教派に自分たちの信仰告白をする信条があります。しかし、昔から今日に至るまで新、旧教会を問わず、共通に信仰告白とするものはこの使徒信条です。使徒信条は信条の中で最も古いもので、またすべての信条の基礎となるものです。
 そして使徒信条の初めの告白は「我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず」です。これは創造者なる神様への信仰告白です。人間が神様を造ったのではなく、神様が人間や天地を造ったということの間には雲泥の差があります。
そして天地の創造者であられる神は、また全能なる神様です。
 今朝は、使徒信条の初めの告白であるこの「天地の造り主、全能の父なる神」について学びたいと思います。(伊藤)

「老いを創める」 ヨシュア記14:10〜12 伊藤 牧師 

2004年9月12日
  今朝は「敬老の日」の記念礼拝です。
 そこでヨシュア記十四章に記されてあります八十五才の時のカレブという信仰者の生涯を学びたいと思います。
 聖書の中に登場する人物を学ぶことは、とても楽しいことです。特に年老いたエフンネの子カレブを学ぶ時には、心が励まされ、闘志がかきたてられるのではないかと思います。
 今回は「老いを創める」という題をつけました。この題は、日野原重明先生の本のタイトルから拝借したものです
 この本は、神学者マルチン・ブーバーが七十五歳の時に書いた「かくれたる神」の中に記されてある言葉から、日野原先生が題名を考え出したものです。
 その言葉とは、「年老いているということは、もし人がはじめるという真の意味を忘れていなければ、すばらしいことである」というものです。
 信仰者カレブは、ブーバーが言うように、八十五歳になっても、創めることを忘れない、老いを感じさせない、冒険心のある若々しさを持っていました。
 その秘訣を学びましょう。 (伊藤)

「五つのパンと二匹の魚」マルコによる福音書6:37〜44 伊藤 牧師 

2004年9月19日
 いよいよ十月から「特別伝道月間」に
入ります。手紙等も出され、また友人、知人の方をお誘いするために訪問もされています。お祈りしながら準備を整えていきましょう。今月下旬には、館林市、千代田町、明和町、板倉町、邑楽町にも特別集会の案内のチラシを新聞折り込みで五万枚近く入れる予定です。
さて、今朝のテキストの「五つのパンと二匹の魚」の奇跡は、四つの福音書全部に記されてある唯一のものです。
聖書には、「パンを食べた者は男五千人であった」と記されてありますから、女の人や子供を含めますと一万人以上はいたと思います。その集まってきた人々に、イエス様は神の国のことを教え、病気の人々を癒してあげました。
夕方になって、イエス様は弟子たちの手で人々に食糧を与えるように言いました。すると弟子のアンデレは、自分のお弁当をイエス様にあげたいという一人の少年を連れてきたのです。
そこでイエス様は、この少年のささげ物を用いて奇蹟を行われました。今朝はこの教えから学びましょう。 (伊藤)

「ダビデの祈り」歴代志上29:10〜13 市川副牧師 

2004年9月26日
  ダビデは神の家、すなわち、神様を礼拝する神殿を建てるために金、銀、青銅、鉄など必要な物資をおびただしく準備しました。また、多数の技術者を立てました。ソロモンがまだ若く王としての経験がなかったからです。さらに神殿での礼拝のためにレビ人の任務について指導し、祭司の組を整え、賛美の奉仕者たちを整えました。ソロモンに、神殿を建てることを命じ、設計計画を授けました。氏族の長たち、部族のつかさたち、千人の長、百人の長、工事をつかさどる者たちもまた喜んでささげました。
 このようにダビデは神殿建築に備えました。そして全会衆の前で主をほめたたえて祈り、民のためには「その心をあなたに向けさせてください」と、そして「ソロモンに心をつくしてあなたの命令と‥さだめとを守らせて‥建てさせてください」と。ダビデの最後について聖書は告げます。「彼がイスラエルを治めた期間は四十年であった。‥彼は高齢に達し、年も富も誉も満ち足りて死んだ」(歴代志上29章27、28節)   (市川)