礼拝のメッセージ 2003年10月
「価値ある生き方」 ルカによる福音書15:8〜10 伊藤 牧師
2003年10月5日
カバンも靴も洋服もブランド品、車は中古よりも新車、家はアパートよりも庭付きの一戸建てというふうに、より高価な物を求めるのは人の世の常です。
人は誰でも価値のないものよりも価値のある物を求めます。
それは物に限らず、私たちの人生のあり方に対しても同様といえるでしょう。多くの人が「価値ある人生を送りたい」、「生きてきて本当によかったと思える一生」でありたいと願っているのではないでしょうか。しかし、多くの人がどうすれば価値ある生き方が出来るのかわからないでいるのです。
聖書は、神様の視点から自分の人生を見るように勧めます。それは神様が、私たち一人一人を「わたしの目には、あなたは高価で尊い」と見ているからです。
神様は、私たちが人と競い合って「ナンバーワン」になるのではなく、誰もがかけがえのない「オンリーワン」の人生を歩むように勧めているのです。
今朝は、「失われた銀貨」のたとえ話を通して、価値あるあなたを探す神様の愛と招きについてお話します。(伊藤)
「やすらぎの日々」 マタイによる福音書11:28 市川副牧師
2003年10月12日
今朝、礼拝によくおいでくださいました。心から歓迎いたします。
来週は群馬テレビの「ライフ・ライン」でお話していらっしゃる、牧師、榊原 寛先生がこの教会でお話してくださいます。また、今朝のようにわかりやすい信仰の体験談、楽しいイベントもあります。ご家族、お友だち、みなさんでお出かけください。
普段わたしたちは、仕事や育児に追われ、あるいは、人間関係やいろいろな重荷に疲れきっているかもしれません。ゆっくり休もうと、心待ちにしていた休日、ゆっくりはできたけれど、気持ちは休まらず、疲れはぜんぜん取れなかった、ということもあるかもしれません。
イエス・キリストは「わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう」と、今朝もわたしたちを招いていてくださいます。イエス様のもとに来るなら、ほかの何ものによっても得られない真の休息をいただくことができるのです。あなたも今日からやすらぎの日々を歩み始めてください。
(市川)
「私達と同じになられたキリスト」 ヘブル人への手紙2:17、18 榊原 寛牧師
2003年10月19日
今朝は特別集会の講師に、榊原寛先生をお迎えしています。
「拝見したことがある」という人もいらっしゃると思います。それもそのはずです。先生は、テレビ、ラジオで大活躍していらっしゃる方だからです。
と言っても、歌手でも、映画俳優でもありません。ライフ・ラインというテレビ番組の「テレビ牧師」をしていらっしゃる先生です。群馬テレビ以外に十二局から放送されているさわやかな番組に毎週登場していらっしゃる先生です。
この教会には先生と一緒にテレビに出た方もいますし、ラジオの「ご一緒しましょう」という番組に投稿した手紙を、先生に紹介して戴いた方もいます。また、一緒に聖地旅行した方もいます。ですから、迎える私たちはとても親しみを覚えています。
さて先生は、今日も世界のベストセラーである魅力的な聖書の中から、「私達と同じになられたキリスト」というテーマで、わかりやすくお話をしてくださいます。初めての方も、慣れない方も、ごゆっくりお聞き下さい。 (伊藤)
「生活の変革」 コリント第二の手紙5:17 市川副牧師
2003年10月26日
多くの人たちが、出来れば生まれ変わりたい、やり直したいという願望を持っていると思います。
そのような中で、人々の心をとらえ、実現させてきた言葉に「だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである」という聖書の約束があります。
この言葉は、キリストを信じたら、人間が新しく生まれ変わる事が出来るという意味です。私たちの人生に革命が起こるということです。人生哲学の父と言われたカントは、「私たちに必要なのは、人生の改良ではなくて、人生の革命だ」と言ったということです。
確かに、私たちの外面的な生活は改良され、便利になってきました。しかし、内面的な生活は改良されてきたどころか、悪化してきているのが現状です。
暗闇を追放するには、光が必要なように、人間の根本的な罪をきよめるには、キリストの十字架の力が必要です。
そこで今朝は、人生の変革を約束している聖書の言葉をお話します。(伊藤)