館林キリスト教会

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礼拝のメッセージ 2001年2月

「全部族の参加」  ヨシュア1:12〜15 伊藤 牧師 

2001年2月4日
 イスラエルの人々がやっと「約束の地」、カナンの入口、モアブの地の北端にたどりついたと申命記には記されてあります。
 申命記の「申命」は、「申(かさ)ねて命じる」という意味があります。ここでモーセは荒野の旅をふり返り、あのシナイの契約の精神をもう一度民に語り、召されていったのです。
 モーセの後継者ヨシュアは、ヨルダン川を前にして、このモーセが命じた命令を、先にヨルダン川の東を相続地にと申し出たルベンびと、ガドびと、およびマナセの半部族に語りました。そして彼らもカナンの地攻略の戦闘に参加するように命じたのです。なぜならこの戦いは主の戦いであって、十二部族すべてが参加する必要があったからです。
 今朝は、先日の懇談会に続いて、会堂新築に関して、グループに分かれて話し合いをして頂きたいと思います。会堂新築は館林教会の大切な事業です。「新しき地」に入るためにイスラエル民族の一致が重要であったように、会堂新築を推進していくために、私たちの一致団結ほど大切なものはないと思います。(伊藤)

「光と喜び」  ヨハネの第一の手紙1:1、2 市川副牧師 

2001年2月11日
 使徒ヨハネは手紙を書きました。これは彼の晩年の手紙です。ヨハネは他の使徒たちが殉教した後も、長く生存を許された、ただ一人の使徒でした。
 ヨハネは若い頃、ガリラヤ湖の漁師でした。やがて最年長のペテロと一緒にイエス様の弟子にしていただきました。他の弟子たちと一緒にヨハネも、約三年の間、イエス様のおそばでお話を聞き、人々に会い、伝道の旅にお供しました。
 この手紙に記されているように、ヨハネはその方を「見た」のです。その方から「聞いた」のです。その方のそば近くに生きたのです。ですから、その証人として、イエス様をお伝えせずにはいられませんでした。
 このようにヨハネは、若い頃、イエス様を信じる生活に入りました。それは父なる神様とイエス様そして聖霊なる神様との幸いな交わりにいれていただいたということです。彼の長い生涯において、この喜びは彼をささえ、生かし、彼はこの喜びに生き続けてきました。今その喜びの交わりに「あなたがた」をも招いています。(市川)

「永遠の腕」 申命記33:27前半 市川副牧師 

2001年2月18日
 このお言葉は、小林先生が証や説教でお話くださり、多くの皆様の心に刻まれているのではないでしょうか。
 ペテロはガリラヤ湖上を歩いた人です。水の上を歩き始めた信仰と勇気のペテロでさえ「風を見て恐ろしくなり、おぼれかけた」のですから、まして私たちはそのようなことがしばしばかもしれません。しかしそんな私たちを「永遠の腕」が支えてくださることは間違いありません。
お祈りいただいておりますように、今日は大切な定期教会総会です。
 この定期教会総会では、新年度の教会の働きのために、役員会提出の「教会会計新年度予算」をご審議いただくことになっています。同じく、役員会提出の「会堂新築予算審議」もしていただく予定です。そして今年は教会役員選挙があります。教師を除いた、定員枠、6名の方々を選んでいただくことになっております。すべての審議が御心のうちに進められ、決議されるように、お祈りしながら会議に臨ませていただきましょう。(市川)

「ミズパでの選び」 サムエル記上10:1 市川副牧師 

2001年2月25日
 サムエルはサウルに対し、彼がイスラエルの王に選ばれたしるしとして、三つの出来事が起こるであろうと告げました。
 サウルはサムエルと分かれたあと、ラケルの墓のそばでふたりの人に会い、彼らから「捜していたろばが見つかった」ことを聞かされました。
 さらにタボルのかしの木のそばで、三人の人に会い、その一人から捧げもののパンを二個受け取りました。
 そしてギベアで一群の預言者に会い、サウルも一緒に預言しました。サムエルが語った通りでした。
サウルはこの出来事により、サムエルの自分に対する、王としての選びの言葉も確かであると知りました。
 さらにサムエルは、サウルがギルガルに行って、七日間サムエルを待たなければならないと告げました。サムエルによって、サウルがしなければならない事を示されるためでした。 サウルはこの大切な命令を守ることができたでしょうか。(市川)