館林キリスト教会 納骨堂 |
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館林キリスト教会の 納骨堂は、 近藤開拓共同墓地内 にあります ●生活地図サイトMapFan Web |
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墓碑銘 正面 |
墓碑銘 側面 |
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墓碑銘
「イエスにあって眠っている人々」第一テサロニケ4章14節 お祈りしたり、皆さんと話し合ったりして、今度新しく出来た納骨堂の正面にきざませた「主にありて眠る」の文字は、上の聖句の文語訳から取ったものである。 また、側面には 「わたしはその人々を終わりの日によみがえらせるであろう」ヨハネ6章40節 の、これも文語訳をきざませた。 文字は専門家にたのむと、なかなか期日までに気軽に書いてくれないし、謝礼も相当になるし、極端に見苦しくさえなければ、牧師が書くのもまた意味があると思ったので皆さんと相談の上で私が書いた。 工事は、創業天保2年、現在の当主が6世という東雲堂田部井石材店に依頼した。 地下納骨堂は百体収納可能のコンクリート玄室で、階段でおりてゆく。その入口はコンクリートの厚いふたをしていて、うすく土でおおうようになっている。 石は南アフリカ産の黒みかげ石、台は山崎農園から買入れた自然石である。この石の設置は、山崎農園に依頼した。また、納骨者名を刻した碑版も、片面みがきの南アフリカ産の黒みかげ石だ相である。 場所はこのごろ沢山工場が出来ている、館林近藤777、開拓共同墓地の一部であって、からりとした、日当たりのよいところで舗装道路が通じていて、教会の納骨堂も自動車を横づけにすることができる。市内から車で5分、すぐ近くに火葬場があるのでアパートの広告のように「火葬場から歩いて3分」と言えそうだ。笑談のすきな人もいるから「骨がポカポカあたたかいうちにおさめられますね」と言う。 ここは主にある者たちが、復活の朝までその遺骨をただかりそめに託すところである。 「神はイエスにあって眠っている人々をも導き出して下さるであろう。」 小林記 1971年12月5日週報より |