館林キリスト教会

Contents

礼拝のメッセージ 2004年4月

「復活のしるし」 マタイによる福音書12:38〜40 伊藤 牧師 

2004年4月11日
 今日は、イエス・キリストが死から甦られたことを記念するイースターです。日本では、クリスマスほどなじみの深いものではありませんが、キリスト教会では、大切な日としています。
 ある時、イエス様が律法学者たちからメシヤとしてのしるしを見せるように迫られたことがありました。
 その時、イエス様は「預言者ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう」と答えられました。
 これはイエス様ご自身が解説しているように、ヨナが足かけ三日三晩、大魚の腹の中にいたように、キリストも三日三晩、地の中にいるようになるという意味です。「地の中にいるようになる」とは、墓の中にいるということですから、言うまでもなく「死」を意味しています。しかし、それを「三日間」と限定していることは、ヨナが三日たって魚の腹から出てきたように、キリストもまた、墓の中から三日後に復活することを意味しているのです。
 だから「復活」は、イエス様が救い主であることのしるしなのです。(伊藤)

「教会の形成と充実」 使徒行伝9:31 伊藤 牧師 

2004年4月18日
  教会が健康で健全な成長していくことは神様のみこころです。
 では、健康で健全な教会形成のモデルをどこで見ることができるのでしょうか。その答えが使徒行伝の中に「こうして」というキーワードを用いて記されているのです。
 つまり使徒行伝には、どのように伝道して、どのように教会が出来上がり、どのように教会が躍進していったかということが書いてあるのです。
 今日のテキストの使徒行伝九章三十一節にも「こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤ全地方にわたって平安を保ち、基礎がかたまり、主をおそれ聖霊にはげまされて歩み、次第に信徒の数を増して行った。」というふうに書いてあります。
 しかし、今日のように伝道の著しい成果を見ることが困難な時代において、私たちは「こうして教会は、このようになった」と使徒行伝に書いてあるみことばを、一人一人が信仰をもって受けとめ、実践していくことが重要になってくるのだと思います。(伊藤)

「神の宮について」 サムエル記下7:1〜3 伊藤 牧師 

2004年4月25日
  「神の箱」を運び終わった後、感謝と賛美が捧げられました。これ以後賛美と礼拝の務めはアサフたちによって常に、日々のわざとして行われました。(歴代志上16章37節)
 さて、ダビデは自分のために王宮を建て、「神の箱」のために天幕を張ったのですが、香柏の木材で造られた立派な宮殿に比べ、天幕の神の宮について気がかりでした。
 ある日ダビデは神の宮を建てることについて神様の御心をお聞きしたいと考え、預言者ナタンに相談しました。ナタンはすぐに賛成しましたが、その夜、神様は御心をお語りになりました。「わたしの住む家を建ててはならない」(歴代志上一七章四節)、と。そしてダビデの子が神の宮を建てるであろうこと、主がダビデのために家を建てられること、ダビデの家と王国は長く保つであろう、と語られました。
 やがてダビデの子孫としてお生まれになり、御国を確立してくださる方は、とこしえの王、救い主イエス・キリスト様です。  (市川)