館林キリスト教会

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伊藤牧師 コラム集(6)

 天地の創造者(希望のダイヤルから) 2007年9月2、09日

 元NHKのニュースキャスター古屋和雄氏は著書「愛されたい症候群」の中で、常に周りの人間は自分に優しくあって欲しい、明るく楽しく接して欲しいと思っているという。こうした若者を「愛されたい症候群」と呼ぶ、と書かれてあります。甘えや依存心からきていることは別問題として、人はみな「愛されたい」と思っているのではないでしょうか。
昔、フレデリック2世が乳児に対して「子供がもし、誰からも愛の言葉をかけられないで育てられたら、どんな言葉を話し、どんな話し方をするかを明らかにしようと思いました。そこで王は、養母や子守たちに決して子供たちに話しかけてはいけないと命じ、ただ乳を飲ませ、沐浴をさせ、体を洗ってやる事だけを命じました」。この実験の結果は悲惨でした。試された乳児は全員死亡したというのです。このように、人間は愛なしには決して生きられないのです。そしてその愛は神様から来るのです。ヨハネ第一の手紙4章9節には「神はそのひとり子を世につかわし、彼によってわたしたちを生きるようにして下さった。それによって、わたしたちに対する神の愛が明らかにされたのである」とある。

 心のレストラン 2007年2007年10月21日

 バス旅行などをしますと、途中で必ず休憩所に立ち寄ります。観光地などの食堂は「レストラン」となっています。この「レストラン」という名の起こりは、1766年、ブ−ランジェ−と言うコック長がフランスのパリではじめて公衆食堂を開設した時で、彼は看板に「すべて飢えている者は、わたしのところに来なさい。わたしが
あなたがたを休ませてあげます」と書きました。彼は看板の最後の部分を「食べさせてあげます」としないで、「休ませてあげます」としたのは面白いと思います。この「食堂」はその「休息」(レストレ−)という語から「レストラン」と呼ばれるようになったそうです。
 新約聖書マタイによる福音書11章28節に「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたし(キリスト)のもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう」という有名な言葉があります。
 人にはいろいろな重荷があります。孤独、失恋、病気、進路、人間関係、死、罪など問題があります。キリストの「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう」という招きに従って沢山の人が罪から救われています。今もキリストは、生きるのに疲れた人を休ませ、養い、心身ともにリフレッシュさせて下さる救い主です。ですからキリストの愛を伝える教会は「心のレストラン」といえるでしょう。

 最高のクリスマスプレゼント 2007年12月23日

 クリスマスになるとプレゼントをする光景がよく見られます。クリスマスになぜ贈り物をするようになったのでしょうか。それは私たちが神様から大きな贈り物をいただいているからです。アメリカの大統領リンカーンは、「神様が人類に与えられた最高のプレゼントは、ご自身の御子、救い主イエス・キリストである」と語っています。ヨハネによる福音書3章16節には「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。」とあります。このみことばの意味は、神様が人類のために神のひとり子を賜った、つまりプレゼントしてくださったということなのです。そして、その動機は「愛してくださった」とあるように、「愛」です。だからクリスマスにお

 愛されたい症候群(希望のダイヤルから) 2008年1月20日

 元NHKのニュースキャスター古屋和雄氏は著書「愛されたい症候群」の中で、常に周りの人間は自分に優しくあって欲しい、明るく楽しく接して欲しいと思っているという。こうした若者を「愛されたい症候群」と呼ぶ、と書かれてあります。甘えや依存心からきていることは別問題として、人はみな「愛されたい」と思っているのではないでしょうか。
昔、フレデリック2世が乳児に対して「子供がもし、誰からも愛の言葉をかけられないで育てられたら、どんな言葉を話し、どんな話し方をするかを明らかにしようと思いました。そこで王は、養母や子守たちに決して子供たちに話しかけてはいけないと命じ、ただ乳を飲ませ、沐浴をさせ、体を洗ってやる事だけを命じました」。この実験の結果は悲惨でした。試された乳児は全員死亡したというのです。このように、人間は愛なしには決して生きられないのです。そしてその愛は神様から来るのです。ヨハネ第一の手紙4章9節には「神はそのひとり子を世につかわし、彼によってわたしたちを生きるようにして下さった。それによって、わたしたちに対する神の愛が明らかにされたのである」とある。